口腔ケアは、肺炎予防に有効!

特に歯槽膿漏で排膿してる人とか要注意、日頃よりもっと注意を払ってね

肺炎の発症メカニズムには「口やノドの中の細菌」「誤嚥」そして「体の抵抗力」が関係します。ここで、ある研究を紹介します。
全国11ヶ所の老人ホームで行われたこの研究では、歯科医師や歯科衛生士によって口腔ケアを積極的に行ったグループと今までどおりの口腔ケアにゆだねたグループの間で、
発熱の発生率、肺炎の発症率、肺炎による死亡者数を比較しました。その結果、積極的に歯科関係者によって口腔ケアを行ったグループでは今まで通りのグループに比較して、
25ヶ月間で肺炎の発生率が40%、肺炎による死亡者数は50%減少することができました。
また、口腔ケアによって飲み込む機能が良くなったり、むせ込む機能が良くなったりすることも確認されており、口腔ケアの継続は細菌を減らす効果ばかりでなく、
飲み込み機能やせき込む機能を改善させることで誤嚥防止につながり結果として、肺炎の予防に効果があることが期待されます。

4.肺炎予防に有効な口腔ケアのコツ
口腔ケアに必要なポイントは二つです。

1. 細菌の塊であるバイオフィルムを破壊する。
2. 破壊したバイオフィルムを除去する。

参考HP
https://www.jda.or.jp/park/dentistwork/carerecipients.html?fbclid=IwAR2vqBtjhwh0I0-wthtC4kO3rM7DFvIWZXjXoskQjsO0X35D8aJAtd47LG0

砂野歯科医院